
- blog/
転職後2ヶ月の軌跡と、そのエンジニアからみたオズビジョンの良い所!
目次
自己紹介
オズビジョン開発ユニットの木山です。
2019年4月に新卒で写真販売サービスの会社へ入社後、WEBサービスのフロント・バックエンドの開発に3年ほど携わり、2023年2月1日にオズビジョンに入社しました!
カメラや将棋が好きで、休みの日は街中をふらふらして風景を取ったりしています!
はじめに
自己紹介にもある通り、私はオズビジョンにJOINしてからまだ日が浅く、この2ヶ月でやったことを書くなら今しかない!
ということで、ブログに書かせていただけることになりました!
私が入社してからやったこと、感じたことをベースにこの2ヶ月についてお話して、その後に私からみたオズビジョンの良い所を4つお伝えしたいと思います。
“入社後ってどんなことするんだろう…?”
“オズビジョンの開発って今こんな雰囲気なんだ…!”
というのが伝わればと思います!
転職先としてオズビジョンを選んだ理由は?
入社後のお話をする前に、入社前のお話も少しだけ…。
はじめにある通り、新卒から3年間ほどお世話になった会社から、転職したわけなんですが、その理由と何故オズビジョンを選んだのか?についてお話しします。
前職でのお話になりますが、新規のサービスの発足直後にその開発チームにジョインし、私とプレイングマネージャーの方、そして営業の方の3人体制でアジャイル開発を行ったことがあります。
私とプレイングマネージャーとのコミュニケーションはもちろん、営業の方とも密に接し、とにかく困ったり悩んだり、提案したいことがあればbiz, dev関係なく言いたいことを言い合える関係性ができていました。
biz側の指標対して開発も意見をし、要件定義を進める際も、チーム一丸となってサービスを良くしよう!という感じが心地よかったのを覚えています。
しかし、組織改変やチーム変え等もあり、bizとのやりとりをするときは大きめのMTGか、あるいは上司経由で他部署の方とやりとりをする…といった形に変わりました。
その頃から、もうちょっと裁量を持ってあのチームの時のようなお仕事ができたら…!と思うようになったのがきっかけでした。
そこで、オズビジョンの採用面談では当時ような働き方ができるだろうか・・・?という点を中心に検討しました。
決め手としては、オズビジョンでは普段から悩んだらすぐにSlackやGoogleMeetなどで相談をする文化になっていて、中規模の案件になってくると、必要な部署から数名ずつでチームを組んでの開発もある…という所でした!
他にもたくさんありますが、前述の通り自分の理想の働き方ができそうだったため、オズビジョンへの転職を決意しました。
では、次節からは実際に入社してどんなことをやったのか?をお伝えしていきます!
入社後2ヶ月の軌跡
それでは、入社初日からやったことをご紹介します…!
あくまで、私の入社当時の内容となっていますので、その点はご留意いただければと思います!
入社初日
忘れもしない入社初日!
現在は原宿に移っているのですが、入社当時は神田近くにある、WeWorkが弊社オフィスでした。
私はコワーキングスペースとかシェアスペースみたいなのは縁遠く…
初めて見た風景でよく知らない人たちがソファに座って作業していたり、コーヒーサーバーでコーヒーを注いでたりしていて…
“これ、みんな社員の方なんですか!?”
“いえいえ、別の企業さんも入っていて、そういった人も使ってる共用スペースです!”
なんて恥ずかしいやりとりもありました笑
その時点でワクワクだったんですが、その後、業務用のM2MacBookを渡され、会社の説明を聞き、 そして、これから1ヶ月オンボーディングを見てくれる方にお会いして、皆さんとても親切で、さらにこれからが楽しみに!
入社初日は先輩方と簡単なご挨拶を済ませた後、お昼ご飯を一緒に食べ、PCの初期設定と明日以降やることの確認を行いました。
そして興奮も冷めやまぬうちに記念すべき初出社の勤務時間が終了しました!
1週目にやったこと
入社後1週間は主に以下のことを行いました。
- 開発環境構築
- 画面要件習得
これだけだとわかりづらいので、それぞれ詳細に説明していきます!
開発環境構築
一つ目は開発用のlocal環境構築です。
オズビジョンでは主に、 Hapitasや Polletを扱っています。
私はHapitasの開発を行うチームに配属予定だったため、Hapitasの開発環境の構築を行いました。
Hapitasのlocal環境はAnsibleという構成管理ツールで管理をしているため、コマンドを一つ叩けば大部分の環境は整うようになっています。
実際、コマンドを一つ叩けば必要なdockerコンテナが立ち上がり、各種local用のサーバーの準備はそれで可能です。
しかし…私の入社したタイミングから、エンジニアの使うPCがSilicon Macになったため、従来のIntel想定の手順だと少し上手くいかない場所もありました。
つまづいたら先輩エンジニアに助けを求め、なんとか環境構築をすることができました。
私の入社当時は業務に慣れるまでは出社し、先輩エンジニアからフォローを受けやすい形になっていて、手厚くフォローしていただきました!
localのサーバーを建てた後はiOSやAndroidのエミュレーターの用意、検証用のWindows仮想環境の用意などを行いました。
一通り、M2Macで動かせるようになったら、M2Mac用の手順も整備して、次にご説明する画面要件習得に移りました。
画面要件習得
二つ目は画面要件習得です。
画面要件習得と聞くとちょっと難しく聞こえますが、つまるところ…
“手当たり次第Hapitasのサービスを触ってみる”
ということです!
Hapitasではユーザー向けの環境として、 パソコン向けの環境、 スマホ向けの環境、 ネイティブアプリ(iOSやAndroid)向けの環境があります。
また、さらに社内向けの環境として、広告などを管理する画面があります。
触る対象も前述の4環境に対して行いました。
要件と聞くと、一つ一つの入力フォームのバリデーションも細かく検証したりしたの?と思うかもしれませんが、ここではニュアンスが違います。
あくまで、任意の機能開発に着手する際、なんとなくどこら辺の機能かわかるようにしておき、新しい案件への着手をスムーズにするためです。
そのため、私の場合はどんな画面があって、各画面どんな役割なんだろう?といった解像度で一通りの機能を触っていきました。
また、画面を触りつつその内容をまとめ、後から自分で見返せるようにして、サービス全体を俯瞰したいときに活用しています。
2週目と3週目にやったこと
2週目、3週目にやったことは以下の通りです。
- 画面要件習得
- 簡単な案件対応
1週目に続き画面要件習得の続きと簡単な案件対応を行いました。
要件習得は既にお伝えしたので割愛し、簡単な案件対応についてご説明いたします!
簡単な案件対応
画面要件習得が一段落したら、簡単な案件を割り当ててもらい、仕様の調整やコーディングを含む業務を始めました。
開発の流れを掴んでもらうことを主旨としていて、案件の内容は複雑ではない文言修正対応から、リンク先差し替え対応などでした。
私が画面要件習得をする際に見つけたバグや違和感がある文言等があれば、それも合わせて対応しました。
入社後初めてサービスに対してコミットしたのもこれらの案件対応で、記念すべき初コミットは先輩エンジニアにフォローしてもらいつつリリースしました!
オズビジョンでの開発もGitHubにてリポジトリを管理しており、基本的にはlocalブランチにて実装、実装した内容をレビューして検証用環境に反映、動作確認をして本番環境へリリースする、といった流れです。
大まかな流れは前職と一緒だったので、ここはあまり戸惑わずにすみました。
転職あるあるかもしれませんが、前職でのローカル・検証環境・本番環境の呼称と違っていたり、リポジトリ名が不思議な名称だったのは記憶に残っています。
後から先輩エンジニアに聞いたところ、環境名やリポジトリ名はあくまで昔の名残で、現在は開発全体の方針としてどんどん一般化していってます。
4週目以降にやったこと
4週目に入ってからはより本格的な案件に着手させていだだきました。
社員向けの画面にて毎月行っている登録処理をバッチ化する…といった内容です。
実装内容としては技術的に難しい!といった内容ではないんですが…。
“どのテーブルに保存されている?”
“既存だとどういった運用?”
“この入力項目の意味って?”
とにかくサービスや裏側の開発に関するドメイン知識がなかったので、手探りで他の部署の方とBacklogやSlack、機会が合えばオフィスで直接やり取りをしつつ、要件を固め、その内容で実装を行いました。
初めての本格的な案件ということで、先輩エンジニアの方にほぼ専属でフォローしていただいたこともあり、分からない点は即座に質問できたので助かりました!
この時から対応していた案件は4月頭にリリースを行い、順調に動いてくれています!
入社2ヶ月で見えてきたオズビジョンの良い所
さて、入社後の2ヶ月についてお話ししてきました!
まだまだ2ヶ月程度ではありますが、オズビジョンに期待していた、bizとの密な連携と、チームで一丸となっての開発ができていて入社前とのギャップも比較的小く感じています。
そんな私からみたオズビジョンの良いと思っている所を4つ、下記の順番でお伝えしたいと思います!
根拠さえあれば意見に寛容な所
オズビジョンは根拠さえしっかりしていれば、意見が尊重されやすいように思います。
私の場合、社内のSlackにtimesチャンネルを作り、“こうした方がいい気がする…“等呟くのですが、さまざまな方からご意見などをいただけたりします!
そのため、実装方法といった技術面の内容はもちろん、タスクの進め方やチームの運用方法など、疑問に感じる所、改善できそうな所は意見を出せばみんな考えてくれて、“それじゃ来週から試してみましょう!“みたなこともあります!
本当に変えたい、考えたいことがあれば、真摯に受け取っていただけるため、その点はいい所だと思います。
学習についてとても積極的な所
また、オズビジョンでは毎週1時間ほどの勉強会をやっていて、業務上で活用できそうなことを学び合う場があったりします。
つい先日はXSSやSQLインジェクション、文字列のエスケープについて気をつけるべきことなどを勉強しました。
実際にモブプロ的な感じでコードを眺めながら実装時に気をつけて欲しい所などを勉強するのですが、座学中心の勉強会も多い中、本格的だ!と感じたのを覚えています。
更に、インフラはAWSを中心に活用していることもあり、AWSの LOFTにお邪魔して仕事をしたり、直近だと業務時間を活用し AWS Summitへ参加したエンジニアもいます。
かくいう私もAWS Summitへ参加させていただきました。
私はSREチームではないので、日頃からAWSを触るか?というとそうではないのですが…
エンジニアで行きたい人は誰でも行って良い(むしろ大歓迎)!ということで、参加させていただきました!
ある程度業務に関連することが前提ではありますが、こういった外部の学習機会に寛容で、積極的なところも良い点だと感じています。
コミュニケーションと人が良い所
前職だと開発職の人でも、チームごとにバラバラで、他のチームの人とコミュニケーションを取る機会はほぼありませんでした。
オズビジョンは週に2日、朝会という形で、リモートの人も含めて全エンジニアで集まって、現状の共有や、先週末やったことなどを和気藹々と話し合う場があります。
日頃からエンジニア同士のコミュニケーションを積極的にしているのですが、パンケーキを食べにいく会が唐突に開かれ、エンジニアがほぼ全員参加したこともあります!
そういったこともあり、エンジニア同士の中の良さは他社以上なのでは…!?と思っています。
また、前職はフルリモートだったのですが、現在は火曜日と金曜日の週2日、新しいオフィスに出社するようになっていて、他のエンジニアや部署の人とお昼を食べる等、対面でのコミュニケーションをとる良い機会になっています!
エンジニアだけでなく、biz側ともお互い相談しやすい雰囲気があり、ちょっと困ったらSlackや対面で相談する…なんてこともよくあります。
2日出社しないといけないのはつらくない?と思うかもしれませんが、出社時刻は融通がきくため、午前中はリモート、午後から出社したり、逆に午前は出社、午後は早めに帰宅して残りはリモートといった働き方をしている方もいます!
新しいオフィス
また、冒頭で触れたように、最近神田から原宿に オフィスが移転しました!
この、新しいオフィスも良い所だと思います…!
竹下通りもすぐ近くにあり、お昼ご飯にパンケーキを食べに行ったりしています!
つい先日、オフィスのすぐ下の階にカフェもでき、カフェでコーヒーを購入している社員さんも増えてきた気がします。
席は完全フリーアドレスで、1Fがカフェ兼一部執務室、2Fは執務室、屋上も執務可能となっています。
1Fはカフェスペースと、社員のみ入場可能なスペースがあり、社員のみ入場可能なスペースで一般のカフェにいらっしゃった方を眺めながら執務する…といったなかなか不思議な体験もできたりします。
2Fは完全に執務専用スペースでフリーアドレスです。Boxタイプの防音室も3室あり、ソファなども置いてあるので、カジュアルなMTGが毎日行われています。
3Fは屋上になっていて、屋上にも執務用の机、WiFiが完備されているので、原宿の風景を眺めながら仕事をすることもできます。
概要としては上記の通りで、私も入社時点で今度移転する旨はお聞きしていたのですが、実際の内容を聞いて驚きました!
普段なかなかできない体験ができるオフィスになっていて、出社が楽しみです!
先ほどお伝えした通り、1Fのカフェは、一般の方でも利用可能となっているので、興味を持った方は是非お試しください!
私のような人間は人生で一回も原宿なんてオシャレな場所にはいかないだろう…とか思っていましたが、気づけば、“週2で原宿"なんて言える人間になりました…!笑
最後に
最後になりますが、ここまでお読みいただきありがとうございました!
オズビジョンの開発組織について、少しでも理解の一助となれば幸いです。
今回は技術寄りの内容ではなかったのですが、また機会があればもう技術寄りの内容をお伝えできればと思っています!